あらすじ
化粧品メーカーに勤める南田アヤ(29)は、強い女として生きている。
外見にも気をつかい、社内でも頼られ仕事も完璧。ーーしかし、本当は違う。
4年前に元婚約者からの裏切りをきっかけに、
他人に弱みを見せずに虚勢を張って生きてきたのだ。
そんなアヤの唯一の癒やしは実家が営む食堂だけだった。
そこにチャラチャラした男・ハルキが現れるようになり、顔を見れば「結婚しよ」と口説かれるように。
相手にしていなかったが、ある日泣き顔を見られてしまい…。
慌てるアヤだったが、ハルキはなぜか「やっとその顔が見られた」と微笑んできてーー。