あらすじ
神仙術を操り、病や傷を癒す仙女
その血を引く一族の娘と契り、子孫を残す者は未来永劫滅びないというーー
一族に生まれたが、仙女とは認められずに生きてきた明凛。
仙術は使えずとも書物を読み、医術を学ぶことで命に寄り添っていた。
しかしある出来事をきっかけに呪われた将軍・汪 煌明の元に
仙女と偽り、嫁ぐことになる。
仙女の加護を受けず、煌明が死んでしまったらーー
初夜の契りを前に誰かの命が失われることを恐れた明凛だったが、
その怯えを前に煌明は気を遣ってくれて…。